2020年度  秋季リーグ戦 戦評


10月3日(土)

vs 関西大学

関西学院大学  3  25-21  関 西 大 学 
25-23
25-20
 
 
先発メンバー 

#2 岸本

#4 星川

#20 坂本

#22 瀧川

#25 尾曲

#26 久永

L #14 藤川

途中出場 

第1セット

#26 久永 → #18 脇谷

第2セット

#25 尾曲 → #18 脇谷

第3セット

#4 星川 → #28 平井

戦評 

第1セット

初得点は関学のエース、岸本(国4)が相手のブロックを弾き飛ばすパワフルなスパイクだった。更に岸本が得点を重ね、その後を追うように久永(文1)のクイックアタックやブロックで得点を稼ぐ。1年生ながら堂々としたプレーで活躍し、10-6と4点リードする。中盤、岸本の強烈なスパイクとジャンプサーブによって更に勢い付いた関学は、15-9と6点差をつける。その後、小さなミスが続き点差が縮まるが、岸本がブロックをもろともしないスパイクで流れを切る。19-14でピンチサーバー脇谷(理2)が投入され、絶妙なコースを攻めて見事サービスエースを取る。完全に流れをつかんだ関学は、そのまま切らすことなく25-21で第1セットを先取する。

 

第2セット

序盤、シーソーゲームが展開され中々リードすることができない。相手のトスワークにブロックが対応できず、6-8と点差が開く。キャッチも少し乱れ苦しいトスになっても岸本が決め切り10-10と追いつく。リベロ藤川(教3)が粘りのレシーブを繋ぎ、岸本が決め切ったことによって徐々に流れを掴んでいく。瀧川(人2)のコートに突き刺さるスパイクや、坂本(社2)のテクニカルなブロックアウトによって19-17とリードを保つ。しかし、サーブミスや相手の強烈なスパイクによって22-22と同点に。そこで久永が意地を見せ、スパイクを決め切る。最後は本日3点目となる久永のブロックによって25-23でこのセットを取りきる。

 

第3セット

序盤、瀧川が最後までボールを追いかけて繋ぎ、見事1点目を勝ち取る。星川(人4)のツーアタックや、岸本の3枚ブロックを突き破るスパイクによって6-3とリードする。中盤も勢いを落とすことなく次々とパワフルなスパイクで得点を重ね、19-12と相手を引き離す。終盤、要所でミスが見られるが、途中出場した平井(経1)のトスワークによって相手を翻弄し、25-20でこのセットを取りきる。

3セット目にして、粘りのプレーや攻めの姿勢で関学らしさが発揮された。また、瀧川の相手コートをよく見て決めるスパイクや、坂本の安定したレシーブから自分でスパイクを決め切るプレースタイルが見られ、2年生の昨年よりも成長が感じられる試合だった。

 

結果、セットカウント3-0で関西大学に勝利する。(法4 今村)

10月11日(日)

vs 同志社大学

関西学院大学

 2

20-25   3 同志社大学 
25-27 
25-21 
25-22 
16-18 
先発メンバー 

#2 岸本

#9 関

#20 坂本

#22 滝川

#26 久永

#28 平井

L #14 藤川

途中出場 

第1セット

#9 関 → #15 小阪 → #9 関

#26 久永 → #18 脇谷

第2セット

#28 平井 → #4 星川

#26 久永 → #15 小阪 → #26 久永

#9 関 → #18 脇谷 → #9 関

第3セット

#9 関 → #15 小阪 → #9 関

#26 久永 → #18 脇谷

第4セット

#22 瀧川 → #18 脇谷 → #22 瀧川

#26 久永 → #24 髙山 → #26 久永

#9 関 → #15 小阪 → #9 関

第5セット

#9 関 → #15 小阪

#22 瀧川 → #18 脇谷 → #22 瀧川

戦評 

第1セット

序盤、フェイントが拾いきれなかったりレシーブが返せず、関学バレーが展開できない。更にブロックもうまく機能せず3-7と流れを相手に掴まれる。そこで瀧川(人2)がパワフルなスパイクを決めるが、ブレイクできず5-8と点差が縮まらない。更にセッターとスパイカーが噛み合わず3連続失点、8-13でタイムアウトを取る。タイム明けに平井(経1)のツーアタックや岸本(国4)の鋭いインナースパイクで徐々に巻き返していく。ピンチサーバー小阪(社3)が見事サーブで崩し、ブレイクを重ねる。相手のミスも続き、17-20と点差を縮める。終盤、坂本(社2)が3枚ブロックを突き破るスパイクを決めるが、相手の攻撃を拾いきれず20-25でこのセットを落とす。

 

第2セット

セッターが星川(人4)に代わり、コート内の雰囲気も一変する。早速、星川のサービスエースが決まり、3-1とリードする。流れを掴んだ関学は瀧川と坂本で得点を重ね9-5と点差を広げる。相手の高い攻撃に対応できず得点を許してしまうが、星川の1枚ブロックが決まり、更に勢い付いた関学は12-7と5点リードする。瀧川の強烈なスパイクや星川のサービスエースで終盤までその点差を保つが、こちらのミスが続き22-22と追いつかれる。エース岸本が決めていくが、相手のスパイクが拾えずシーソーゲームに。最後は岸本がブロックされてしまい、25-27で惜しくもこのセットを落とす。

 

第3セット

序盤、前セットの流れでシーソーゲームが続くが、星川のツーアタックで9-7と一歩リードする。しかしこちらのミスが続き12-12と追いつかれ、再びシーソーゲームが展開される。関(経3)のブロックポイントや瀧川のブロックを弾き飛ばすスパイクで得点を重ねるが、ブレイクできず17-17と前に出ることができない。途中出場したピンチサーバー脇谷(理2)がサーブで崩し、岸本がブロックを決める。これをきっかけに流れを掴み、久永(文1)もブロックポイントを取る。関の早いクイックアタックと岸本のブロックをもろともしないスパイクで得点を稼ぐ。そして25-21でこのセットを取る。

 

第4セット

序盤、コンビミスやスパイクミス、サーブミスが続き1-6で2度目のタイムアウトを使ってしまう。その後も全てが噛み合わず2-12とリードを許してしまう。そこで久永が意地のスパイクを決め切り、負けじと岸本も強烈なスパイクを決める。また、ピンチサーバー小阪のサービスエースで7-12と徐々に巻き返していく。だが再びミスが続き13-20点差が開いてしまう。下級生ながらも瀧川が苦しいトスでも打ち切って点をつなげたことがきっかけで関学に火が付く。久永のブロックシャットアウトに続いて星川もブロックポイントを取る。点差を縮めるためにエース岸本にトスを集め、全て打ち切り19-21まで点差を縮める。更に本日4本目のブロックを久永が決め、22-22と追いつく。最後まで岸本が奮闘し、25-22でこのセットを見事勝ち取る。

 

第5セット

最終セットもやはり、エース岸本にトスが集まる。そのためきっちり2枚ブロックが付いてくるが、そのブロックを弾き飛ばすパワースパイクを打ち込む。6-4とリードするがサーブミスが続き7-7。瀧川の強烈なスパイクが決まるが、フェイントを拾いきれず8-8。岸本の攻撃と相手のミスでリードするが、ブロックが対応できず10-10となる。その後、両チーム強烈なスパイクを打ち込みあいシーソーゲームが展開される。瀧川、岸本が奮闘するがデュースに持ち込まれる。坂本も冷静に相手コートを見て攻撃するが、最後は相手の強烈なジャンプサーブによって点を取られ、16-18でこのセットを落とす。

 

結果、セットカウント2-3で同志社大学に敗北する。(法4 今村)

10月24日(土)

vs 京都産業大学

関西学院大学

21-25  京都産業大学
29-27 
15-25 
21-25 
 
先発メンバー 

#2 岸本

#4 星川

#22 瀧川

#24 髙山

#25 尾曲

#26 久永

L #14 藤川

途中出場 

第1セット

#22 瀧川 → #18 脇谷 → #22 瀧川

#26 久永 → #15 小阪 → #26 久永

第2セット

#22 瀧川 → #18 脇谷 → #22 瀧川

#25 尾曲 → #15 小阪 → #25 尾曲

第3セット

#22 瀧川 → #20 坂本

#26 久永 → #15 小阪 → #26 久永

#24 髙山 → #18 脇谷 → #24 髙山

第4セット

#22 瀧川 → #15 小阪 → #22 瀧川

戦評 

1セット

序盤、相手エースの強烈なスパイクに対応できず、またこちらの攻撃がブロックに掴まり1-5と点差が開く。タイムアウト明けに岸本(4)も負けじと強烈なスパイクを打ち込み、更にノータッチサービスエースを決め6-7まで差を縮める。中盤はシーソーゲームが続き12-13と追い越すことができない。その後こちらのミスが続き13-17と再び離されてしまう。終盤、相手の攻撃に翻弄されながらも要所で岸本が決め切り、更には久永(1)のブロックシャットアウトが決まるも、スパイクミスが続き21-25でこのセットを落とす。

 

2セット

1本目、久永がブロックシャットアウトを決め関学に一気に火がつく。岸本の弾き飛ばすスパイクや星川(4)の巧みなトスワークによってブロックをかわし、7-3とリードする。尾曲(2)の速いクイックスパイクや高山の鋭いスパイクによって、その後も流れを切らさないまま関学がリードを保つ。13-13、相手の攻撃に対応できず追いつかれる。高山が冷静な判断で相手の穴に落としていくが、キャッチミスで終盤まで20-20と競り合う。その後、岸本が2ブレイクをし1歩リードするが、相手エースの攻撃が炸裂し、25-25とデュースに。両者焦りが見られミスが連発するが瀧川(2)のパワフルスパイクと久永のブロックポイントによって29-27とこのセットを取り切る。

 

3セット

両者全セットの熱気が残ったまま試合が進み、序盤はシーソーゲームが展開される。だが、こちらのリズムが崩れてスパイクミスが続き、5-10まで離される。そこで坂本(2)が投入されキャッチが安定したことによって徐々にリズムを戻すが、ブロックが機能せず、中々攻撃を拾うことができず11-20と引き離されてしまう。要所要所で坂本や久永が決めるがミスが連発し、15-25でこのセットを落とす。

 

4セット

気合を入れ直した関学は、序盤岸本のキレのあるスパイクが炸裂する。しかし、相手の攻撃に対応できず、また要所でミスもあり6-8とリードを許してしまう。岸本の2連続得点や高山の切り込んだスパイク、更に久永のサービスエースによって12-12と追いつく。中盤は中々ブレイクができずシーソーゲームが展開される。瀧川が奮闘するも、相手エースの高さに敵わず19-22と点差が縮まらない。タイムアウト明け、何とかこの流れを変えようとセッター星川を中心に岸本も全力スパイクを打ち込むが形勢は変わらず、21-25でこのセットを落とす。

 

結果、セットカウント1-3で京都産業大学に敗北する。(4 今村)

10月25日(日)

vs 天理大学

関西学院大学

 3

25-23  天理大学 
26-24 
24-26 
28-26 
 
先発メンバー 

#2 岸本

#4 星川

#22 瀧川

#24 髙山

#25 尾曲

#26 久永

L #14 藤川

途中出場 

第1セット

#22 瀧川 → #18 脇谷 → #22 瀧川

第2セット

#22 瀧川 → #18 脇谷 → #22 瀧川

第3セット

#25 尾曲 → #16 酒井 → #25 尾曲

#22 瀧川 → #18 脇谷

第4セット

#22 瀧川 → #18 脇谷 → #22 瀧川

戦評 

1セット

序盤、岸本(4)のキレのあるスパイクや尾曲(2)の素早いクイックアタックが炸裂するが、要所でミスが目立ち9-9と競り合う。その後、星川(4)のサーブで相手を崩し14-11と点差をつける。また、星川の華麗なトスワークや尾曲のパワフルなスパイクで得点を重ねる。しかし、相手の高いブロックに掴まり20-20と再び追いつかれてしまう。終盤、岸本のブロックポイントによって流れを一気に引き寄せ、25-23で見事このセットを勝ち取る。

 

2セット

高山のパワフルなスパイクで1点目から関学のムードに持っていく。瀧川(2)の強烈なスパイクや岸本のサービスエースによって序盤は9-6とリードを保つ。その後は関学の守護神藤川(3)が何本もディグレシーブを上げ、また攻撃に繋げ、13-8と更にリードを広げる。勢いが止まらない関学は、高山のサービスエースや岸本のブロックポイントによって更に盛り上がりを見せる。しかしその後、ミスが続き16-15と徐々に点差を詰められる。ピンチサーバー脇谷のサービスエースもあったが、こちらもサーブで攻められ対応できず、21-22と逆転される。その後デュースに持ち込み、久永(1)2連続ブロックポイントによって流れを掴み、26-24でこのセットを取り切る。

 

3セット

1発目のサーブミスに続きスパイクミスが目立ち、序盤は7-7とリードできない。その後、瀧川の3枚ブロックを撃ち抜くほどのパワフルスパイクや、岸本の2連続サービスエースで勢いに乗り出し、11-7と大きくリードする。しかし、こちらのミスや相手エースの攻撃に対応できず、14-14と再び追いつかれる。久永のブロックポイントによって再度勢い付き出すが、ミスもありシーソーゲームが展開される。中々ブレイクができず、1歩前に出ることに苦戦するが、高山が渾身のプレーを披露しデュースに持ち込む。最後までブレイクできないまま、こちらのミスによって24-26でこのセットを落とす。

 

4セット

瀧川が鋭いスパイクを打ち込み得点を重ねるが、要所でミスが目立ち、前セット同様6-6とリードできない。その後は久永のブロックポイントや岸本の冷静なフェイントで3点リードする。流れを掴んだ関学は、サイドアウトを1本で切り点差を保つ。しかし終盤、相手の攻撃を拾いきれず、更にミスも続き21-22と追い抜かれる。高山と瀧川は渾身のスパイクを打って点を稼ぐのに対し、エース岸本は終始冷静に判断し、最後はフェイントで28-26とこのセットを取り切る。

 

結果、セットカウント3-1で天理大学に勝利する。(4 今村)

10月31日(土)

vs 大阪産業大学

関西学院大学

 0

20-25  3 大阪産業大学
21-25 
21-25 
 
 
先発メンバー 

#2 岸本

#3 河西

#4 星川

#22 瀧川

#24 髙山

#26 久永

L #14 藤川

途中出場 

第1セット

#22 瀧川 → #18 脇谷 → #22 瀧川

#3 河西 → #5 奥井

第2セット

#22 瀧川 → #18 脇谷 → #22 瀧川

第3セット

#26 久永 → #5 奥井 → #26 久永

#22 瀧川 → #18 脇谷 → #22 瀧川

戦評 

1セット

序盤、久永(1)と星川(4)が見事なコンビネーションで速いクイックスパイクを決める。また、星川がトスワークでブロックを振り切り、瀧川(2)が決め序盤は6-5とリードする。更に今期初出場の河西(4)がパワフルなスパイクを打ち込み、3点リードする。だが、こちらもミスが続き7-8と追い越される。岸本(4)らが巻き返しを図り10-10に。中盤は中々ブレイクできず、シーソーゲームが展開される。キャッチが乱れ攻撃に繋げられず、10-15とリードされてしまう。河西がパワフルなスパイクを叩きつけるが、要所でミスがあり17-20に。高山(2)が弾き飛ばすスパイクを打ち、19-21と徐々に追いつく。攻撃がブロックに掴まり19-23に。最後まで攻めきることができず、20-25でこのセットを落とす。

 

2セット

序盤、高山のキレあるスパイクや瀧川の冷静なフェイントが見られるが、ミスも多くブロックに掴まり3-5とリードされる。要所で岸本・河西が決めるが中々ブレイクできず、6-8。中盤、瀧川がブロックポイントやスパイクを決め巻き返す。が相手攻撃に対応できず一歩出ることができない。ピンチサーバーで投入された脇谷(2)のサーブで崩し、河西がパワフルなスパイクを決める。また、高山も負けじと強烈なスパイクを叩き込み15-14とリードする。ミスが続き18-19と再び追い抜かれる。タイムアウトを取るが相手の勢いが止まらず21-18と差がつく。2度目のタイムアウト明け、岸本がナイスコースに打ち込み2本連続決めるが、サーブミス、更にジャッジミスが続き20-24に。河西が奮闘するも、21-25でこのセットを落とす。

 

3セット

後がない関学、1点目は河西の意地のスパイクでしっかりと雰囲気を作っていく。だがミスもあり、ブロックシャットアウトされ4-6とリードを許してしまう。負けじとこちらもブロックで得点を重ねる。瀧川がスパイクで奮闘し、連続得点を決めるが10-9とリードすることができない。中盤、岸本が意地のスパイクを見せ巻き返しを図る。奥井(4)のサーブで崩しブレイクする。ノーブロックで岸本こ相手コートに突き刺さるスパイクが決まり、16-19。久永が高い打点からスパイクを打ち点差を縮めるが、中々攻めきれず20-22に。最後はマークが強い岸本がブロックされ、21-25でこのセットを落とす。

 

結果、セットカウント0-3で大阪産業大学に敗北する。(4 今村)

11月1日(日)

vs 龍谷大学

関西学院大学

 1

18-25    龍谷大学
10-25 
25-15 
18-25 
 
先発メンバー 

#2 岸本

#3 河西

#4 星川

#22 瀧川

#24 髙山

#26 久永

L #14 藤川

途中出場 

第1セット

#3 河西 → #5 奥井 → #3 河西

#24 髙山 → #16 酒井 → #24 髙山

#22 瀧川 → #18 脇谷

第2セット

#3 河西 → #5 奥井 → #3 河西

第3セット

#24 髙山 → #16 酒井

#22 瀧川 → #18 脇谷

戦評 

1セット

序盤、相手の攻撃に翻弄され1-6と点差をつけられる。その後、岸本(4)が冷静に攻撃を仕掛け、徐々に点差を縮め9-10に。中盤、関学らしいコンビバレーを展開し、瀧川(2)が強烈なスパイクを決める。だが、相手スパイカーを止めることができず12-18と再び差を広げられる。要所で河西(4)や瀧川が攻めるがブレイクすることができず17-22。最後まで攻めのサーブを打ったが惜しくもアウトになり18-25でこのセットを落とす。

 

2セット

ブロックに捕まりながらも、果敢に打ち続け河西が鋭いクイックきめる。高山(2)が意地のスパイクを見せるが、ディグを上げられず3-9に。その後もスパイクを打ち込むが拾われてしまい、得点に繋ぐことができない。4-122回目のタイムアウトを取るが、中々流れを切ることができない。中盤、瀧川が渾身のスパイクを見せるもブレイクできず6-17と完全に相手のペースで試合が展開される。関学が崩れコンビも合わなくなり、最後まで相手のペースで試合が展開され、10-25でこのセットを落とす。

 

3セット

後がない関学は気持ちを切り替え、スタートから河西を中心に明るいムードを作る。しかし、こちらの攻撃が拾われ中々決まらないことに対する焦りからミスが続き1-5に。タイムアウト明け、瀧川や久永がキレのあるスパイクを決め、徐々に巻き返していく。関学のエース岸本のジャンプサーブが炸裂し、3連続得点して8-8と追いつく。中盤はシーソーゲームが展開されるが、終盤にかけて高山・岸本・河西の調子が更に上がり、25-15でこのセットを危なげなく勝ち取る。

 

4セット

序盤、前セットを勝ち取れた安堵からこちらの雰囲気が緩んでおり、その隙をつかれ2-6と点差を付けられる。タイムアウトを取るが、相手のムードに呑まれ、更に点差は広がる。中盤、相手の速いトスワークにブロックが対応できず、攻撃を止めることができない。要所で岸本の鋭いスパイクや河西のブロックポイントが見られるが、ブレイクできずに15-20で終盤を迎える。岸本がサービスエースを決めたり河西が冷静にフェイントを落としたり、4年生が最後まで攻め続けるが、18-25でこのセットを落とす。

 

結果、セットカウント1-3で龍谷大学に敗北する。(4 今村)

11月3日(祝・火)

vs 同志社大学

関西学院大学

25-19   1  同志社大学
25-16 
23-25 
28-26 
 
先発メンバー 

#2 岸本

#3 河西

#4 星川

#22 瀧川

#24 髙山

#26 久永

L #14 藤川

途中出場 

第1セット

#3 河西 → #1 池畑

#26 久永 → #18 脇谷

第2セット

#26 久永 → #5 奥井

#3 河西 → #1 池畑

第3セット

#14 藤川 → #11 村本

#22 瀧川 → #16 酒井

#3 河西 → #5 奥井

#26 久永 → #1 池畑

第4セット

#22 瀧川 → #18 脇谷 → #22 瀧川

#26 久永 → #5 奥井 → #26 久永

戦評 

1セット

リベンジを掛けたリーグ最終戦。序盤、こちらのミスが続くが、河西(4)2本連続でクイックアタックを決め勢い付く。また、サイドアウトも久永(1)1本で切り、ミドルが目覚ましい活躍をする。中盤、相手エースの攻撃に翻弄されるが、関学のエース岸本(4)も負けじと次々とスパイクを決め、13-9とリードする。要所要所で小さなミスが見られるが、高山(2)の強烈なバックアタックで更に勢いづく。終盤、ブロックに掴まり、更にはサーブレシーブも乱れ20-17と徐々に追いつかれる。だが瀧川が一本鋭いスパイクを打ち込み、悪い雰囲気を断ち切る。そして25-19でこのセットを勝ち取る。

 

2セット

序盤、岸本や河西がスパイクを決め3-2とリードする。だが、ミスも多く中々点差を開くことができない。星川がサービスエースを取り、9-6と点差を広げる。中盤、ブロックが食らいつくことでレシーブも上がり、関学の攻撃が激化する。河西のブロックポイントによって15-10と更に突き放す。その後も岸本が着々と点を重ね、20-14。終盤、高山が足でスーパーレシーブをあげ、岸本が絶妙なコースに打ち込む。流れを完全に掴んだ関学は最後は主将池畑(4)がブロックを弾き飛ばすスパイクを打ち、25-16でこのセットを取る。

 

3セット

前セットのムードを保ったまま試合が始まり、岸本の強烈なジャンプサーブで崩し、河西が決める。河西が2連続でクイックを決め、続いて高山も強烈なスパイクを叩きつける。久永もナイスサーブで7-5とリードする。しかし相手の高い攻撃に対応できず、8-8と追いつかれてしまう。河西の強気なプッシュや瀧川の速いスパイクで点を取るが、相手も負けじと攻めてきてシーソーゲームが展開される。その後も岸本にトスを集めリードしようとするも、ブレイクができず終盤まで点差がつかない。今大会初出場の村本もしっかりとブロックフォローにつき、瀧川が決めきる。しかし、相手に3ブレイクを許してしまい18-19。タイムアウト明け、高山が意地のスパイクを打ち込み点を稼ぐが、相手スパイクを拾いきれず19-22。岸本が最後まで奮闘したが、ミスもあり23-25でこのセットを落とす。

 

4セット

一点目、ノータッチのスパイクを村本があげ得点に繋げる。だが、瀧川が得点を重ねていくが相手の攻撃に対応できず、9-11とリードを許してしまう。中盤までブレイクできず2点リードされたままだったが、河西が意地のスパイクを決め切り、ムードを引き寄せる。しかし、その後は中々ブレイクができず16-19と点差を縮められない。ピンチサーバー脇谷のスーパーレシーブによって空気が一変し18-19と追い上げを見せる。終盤、星川のブロックポイントで24-22と遂にリードする。だがこちらのミスによってデュースになるが、再び星川のブロックポイントが決まり、続いて高山も奮闘し、28-26でこのセットを取り切る。

 

結果、セットカウント3-1で同志社大学に勝利する。(4 今村)